本書は打楽器奏者が毎日の基礎練習で行うべきことをテーマに書かれています。
初級〜中級者向けに書かれていますが、体系的に網羅されていますので、上級者の方はもちろん、指導者の方や他の楽器の方でも活用して頂けます。
私自身が10年以上行っており、実際の教育現場でも活用され、改良を重ねた内容となっています。
音楽には正しい音や正しい練習方法というものはありませんが、様々な方法を網羅していることで自由自在に表現の幅を広げることができます。
本書で手に入れた技術をもとに、あなたの表現したいことの助けになれると幸いです。
ドラムセット、鍵盤打楽器、ティンパニ、ハンドパーカッションなど全ての打楽器に対応できるよう、網羅性を大切に書いています。
打楽器は今も日々発展しています。そのため人によって認識が違うことや、まだ名前が定まっていない技術もあります。本書では網羅性を大切にするため、名称の定義や名付けを積極的に行っています。その際は「本書では」という言葉を使っています。全てを鵜呑みにするのではなく、本質を理解していただければと思います。
本書はpdfデータにて販売されていますが、紙媒体に印刷して読まれることをオススメします。
手に持つことでメモの取りやすさ、やる気の上昇、見やすさも上がるでしょう。
A3用紙を使い、2ページを1枚に印刷されたA4冊子を想定して書かれています。
また、前半の第1章は楽譜ページ、後半の第2章は解説ページの2つに分けて書かれています。
多くの方の助けになれるよう本書の一部を著者の公式サイトhttps://nishimurahiroya.comにて、
サンプルとして公開します。ご了承ください。
著者 西村 弘也
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科器楽専攻卒業。
第24回中部日本個人・重奏コンテスト本大会個人の部にて金賞受賞など、吹奏楽コンクールにて金賞を10回以上受賞。
第13回中部打楽器協会新人演奏会に出演した際に代表に選ばれ、第33回日本打楽器協会新人演奏会に推薦される。
マリンバを加藤力也、山下文恵、神谷百子、小森邦彦、各氏に師事。打楽器を窪田健志、深町浩司、各氏に師事。
教育活動にも力を入れており、マリンバの指導だけでなく、高等学校での音楽講師や20校以上の吹奏楽部にて指導経験がある。吹奏楽連盟主催のコンクールにて審査員を務めるなどの経験がある。